「大企業との取引における新たなステージ: SDGsの力」(No97)

志経営アドバイザーで、株式会社ジリリータジャパン代表の鹿島清人です。

関西に中心に中小企業の経営者の方からさまざまな経営に関する相談を受けています。

ITに関する相談が最も多いんですが、その次に多いご相談は、財務面の改善です。

その中でも難しいこととして、値上げがあります。

経営者にとって「値上げ」を申し入れるということは、取引先から取引を打ち切られかねないリスクを背負った行動なのです。

イントロダクション:

今ビジネスの舞台は大きく変わり、持続可能性がビジネス成果に直結しています。 特に大企業との取引に関して、SDGs(持続可能な開発目標)への解決は、成功の鍵となっています。

このブログでは、なぜSDGsが大企業との取引に関してどういうわけか、その理由を探っていきましょう。

1. 大企業のニーズにマッチ:

大企業は持続可能性を重視し、社会的な影響を考慮したビジネスを求めています。

SDGsは地球規模の課題に対する解決策を提供し、そのニーズにマッチしますビジネスを戦略を立てる手助けとなります。

あなたの企業がSDGsに貢献する方法を明確に示すことで、大企業との取引における競争力を高めてもらえるでしょう。

また、上場企業は令和5年3月期以降の決算から有価証券報告書の中で「サステナビリティに関する取り組み」内容を説明する必要ができました。

2. リスク回避と信頼構築:

環境問題や社会的な課題に無関心な企業は、今後のビジネス面においてリスクを恐れることになりかねません。

SDGsへの取り組みもそうですが、サステナビリティへの取り組みは大企業とその子会社だけがやればいいのではありません。

大企業の取引先にもサステナビリティへの貢献が求められます。

つまり、大企業のサステナビリティに貢献できる中小企業でなければ、取引を継続することはできません。

そして、持続可能なビジネスの実践は、社会からの信頼を築く大きな一歩になるんです。

3. 価値提供と社会的影響:

SDGsに取り組むことは、企業としての利益を追求する活動だけでなく、社会的な課題の解決が求められることを意味します。

顧客を含めたステークホルダーに対して、あなたのビジネスが地域や世界に良い影響を与えるこのような価値の提供は、大企業との取引において差別化を図る手段となります。

結論:

大企業との取引は、持続可能なビジネス実践が重要な要素となっています。

SDGsへの取り組みは、あなたの企業を成功へと導くための決意な戦略です。

持続可能な未来を共に築くパートナーシップを育成し、大企業との成功取引に向けた新たなステージへ向かいましょう。

つまり、大企業にとって貴方の企業は必要なパートナーであると位置づけられるのです。

多くの中小企業は、大企業のサステナビリティに貢献できるような活動ができていません。

仮に何か社会に良い貢献をしていても、対外的に発信していない限り、わかりません。

このブログを通じて、経営者にSDGsへの取り組みが大企業との取引において重要であることをわかりやすく伝え、その重要性を認識させることができれば嬉しいと思います。

後継ぎ育成アドバイザー 鹿島清人

後継ぎ育成アドバイザー 鹿島清人

ジリリータジャパン代表の鹿島清人です。
後継ぎがイキイキと活躍している会社を増やしたいと思い、創業しました。
後継ぎが経営者になるための支援を通じて、「任せられる後継ぎ」を育て、20年続く、次の代まで続く事業と組織を創る支援を得意としています。

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