SDGsやCSV経営に関心がある大阪や兵庫県など関西の経営者に向けたブログです。
こんにちは、志経営アドバイザーでジリリータジャパン代表の鹿島清人です。
SDGsシリーズも今回を入れて残り2回となりました。
ゴール16は、平和と公正をすべての人に、です。
持続可能な開発のための平和でだれをも受け入れる社会を促進し、すべての人々が司法を利用できるようにし、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任がありだれも排除しないしくみを構築することが目標です。
ゴール16には12のターゲットがあります。
16.01 | 地球上からあらゆる暴力と、暴力による死をなくそう |
16.02 | こどもに対する暴力・虐待・搾取・人身売買・拷問をなくそう |
16.03 | すべての人が法によって平等に守られる社会に |
16.04 | お金や武器の違法取引を減らし、犯罪集団を駆逐しよう |
16.05 | 汚職や賄賂を大幅に減らそう |
16.06 | 正しく機能し、正しい情報を発信する公共機関へ |
16.07 | 誰もが意思決定に参加できる社会へ |
16.08 | 開発途上国が、もっと意見を言える世界へ |
16.09 | すべての人に、身分証明書を |
16.10 | 一定のルールのもとで、誰もが必要な情報にアクセスできるように |
16.a | 世界中が協力して、暴力・テロ・犯罪に立ち向かおう |
16.b | 差別のない世界を、そのための法律や政策を |
(出典:朝日新聞DIGITAL SDGs 169ターゲットアイコン日本版 )
ゴール16は、日本ではあまり取り上げられないことが多いです。
日本の治安がよいことが背景にあるのかもしれませんね。
でも、世界のどこかで、5分に1人、子どもが暴力によって亡くなっています。
家庭での子どもに対する暴力が法律で禁止されている国は少ないそうです。
家庭内の子どもへの暴力が完全に禁じられている国に住んでいる5歳未満の子どもは、わずか9%にすぎません。
(出典:https://www.unicef.org/end-violence )
16.09で「すべての人に身分証明書を」とありますが、子どもが生まれたときに国に提出する「出生届(出生登録)」です。
しかし、さまざまな理由で出生届が出されず、公的な存在証明を持たない人や子どもたちがたくさんいます。
出生登録がないと、たとえば予防接種が受けられない、学校に入学できない、犯罪に巻き込まれても裁判ができない、人身売買の被害にあって国外に連れ出された子どもが生まれた国に戻れなくなる、など、さまざまな問題が起こります。
ユニセフが174カ国のデータを分析した報告書※(2019年発行)によると、世界の出生登録の状況は良くなってきていますが、いまだに4人にひとり(1億6,600万人)の5歳未満の子どもたちが出生登録されておらず、法的に「存在していない」状況に置かれています。
この1億6,600万人の子どものうち半数は、インド・ナイジェリア・エチオピア・パキスタン・コンゴ民主共和国の5カ国に暮らしています。
(出典:https://www.unicef.or.jp/news/2019/0179.html )
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