SDGsやCSV経営にご興味がある関西(大阪と兵庫)の経営者に向けたブログです。
こんにちは、志経営アドバイザーでジリリータジャパンの鹿島清人です。
ゴール12ですが、つくる責任つかう責任、持続可能な消費・生産形態を確実にする、がテーマです。
このゴールには11のターゲットがあります。
12.01 | 「持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み」を実行しよう |
12.02 | 限りある天然資源を、できるだけ使わずに済むようにしよう |
12.03 | 一人あたりの食品廃棄を半分に減らそう |
12.04 | 化学物質や有害廃棄物の放出を大幅に減らそう |
12.05 | 廃棄物の発生を、3Rで大幅に減らそう |
12.06 | 大企業は率先して、サステナブルな取り組みと発信を |
12.07 | まずは国から、みんなのお手本となる買い物の仕方を |
12.08 | 持続可能なライフスタイルがどんなものか、みんなで理解しよう |
12.a | これらの取り組みを開発途上国が実践できるように支援しよう |
12.b | 観光業の地域への貢献度を、見える化する手法を開発しよう |
12.c | 無駄な消費につながる、非効率な補助金はなくしていこう |
(出典: 朝日新聞DIGITAL SDGs169ターゲットアイコン日本版 )
この目標は、環境に害を及ぼす物質の管理に関する具体的な政策や国際協定などの措置を通じ、持続可能な消費と生産のパターンを推進することを目指しています。
(出典:農林水産省 SDGsの目標とターゲット )
日本ユニセフによると、世界で生産されている食品の約3分の1(13億トン)が捨てられています。
日本の学校の給食でも、児童や生徒1人あたり、1年間に約7.1kgの食べ残しがあります。
(出典:The State of Food Security and Nutrition in the World 2019(FAO) 、学校給食から発生する食品ロス等の状況に関する調査結果について(環境省/平成27年4月28日) )
日本でも世界でもフードロスは大きな社会問題ですよね。
食品だけでなく、多くの製品や商品は需要よりも供給が多い格好になっています。
この結果、売れ残りが発生します。
需要がある分だけ生産すればいいじゃないかという声が聞こえてきそうですが、現実の世界では需要に見合った供給を行うことは難しいといえます。
インターネットにモノがつながるIoTが進んできたとしても、需要と供給を一致させることは至難の業といわれています。
大量生産は製品や商品の廃棄コストまで含めると多大な生産コストがかかっているといえます。
これからは生産者も「売れると予想できる数量だけ生産する」という体制を構築できるかどうかが大切になるかもしれませんね。
売り切れ御免という感覚が必要になるかもしれません。
少量生産ということで、一般的には生産コストが大量生産よりも高くなるかもしれません。
しかし、材料のムダや在庫負担、廃棄コストを考えると少しのコスト増は受け入れてもよいのかもしれません。
経営者であるあなたも考え方を見直す必要があるのかもしれませんね。
ジリリータジャパンの提供する研修では、経営者と従業員が一緒に20年後、つまり次の代を見据えて会社のありたい姿を考えます。
半年先が見えない時代に20年も先のことを考えるという一見すると遠回りのように思えますが、このプロセスをしっかりとやることが大切になります。
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