20年続く事業と組織を創ること専門家で、志経営アドバイザーの鹿島清人です。
任せられる後継ぎを育てる『後継ぎ育成会議』という研修が株式会社ジリリータジャパンの一番人気なんです。
加えて、今年からSDGsを活用して『事業承継』をしたり、『売り上げアップ』をする研修も始めています。
なぜって、2025年の大阪関西万博に向けて大阪市や神戸市は、SDGsを中小企業に導入を広めたいんですが、未だまだ盛り上がりには欠けています。
加えて、2023年3月決算以降、有価証券報告書を発行する大企業(上場企業)はサステナビリティ(企業と事業の持続可能性)に関する取り組みについて開示することが義務化されました。
今年や来年くらいまでは、大企業本体と子会社がサステナビリティ報告の中心だと思います。
でも、サステナビリティの報告は毎年あります。
そう遠くないうちに大企業と取引をしている中堅・中小企業にもサステナビリティに対する取り組みが求められるんです。
SDGsの取り組みがなかなか進まないのは何故だと思いますか?
その理由は3つあります。
1.カタカナばかりでよくわからないから。
2.SDGsはどうせ一過性のものだろうと思っているから。
3.SDGsに取り組んでも売り上げや利益は増えないから。
実際、この3つの理由はすべて正解です。
一般的に会社として利益を確保することと、社会や環境を守ることは普通は両立することが難しいんです。
これをトレードオフの関係といいます。
しかし、SDGsに取り組むとわかるんですが、このトレードオフの関係にある、つまり両立が難しいものを両立させる必要があるんです。
これがなかなか難しいんですよ。
今回SDGs導入のワークショップをご支援したのは、普段から中小企業の支援をされている法人の職員の方だったこともあり比較的理解は早かったと思います。
それでもSDGsを導入する際に大切となる3つの考え方を理解するのは苦労されていたようです。
その3つの考え方とは、『地球規模』『誰一人取り残さない』『バックキャスティング』です。
かなりタイトなメニューでしたが、パーパスを設定し、マテリアリティマッピングの作成、マテリアリティの設定をしたいという目的まではたどり着きました。
これから中小企業の皆さんにSDGsを推進されるという意味で、これから同じ目的に進む仲間ができた感じです。
SDGs導入を支援するためには、本業で利益を確り稼ぎながら、社会や環境を守るような事業の仕組みも一緒に考える必要があります。
トレードオフからトレードオンにするには『イノベーション』が不可欠です。
このイノベーションというか、事業をSDGs的な視点から見直す作業を後継者が中心になってやると『事業承継』につながります。
中堅や若手従業員が中心になると『SDGsで売り上げアップ』だったり、『SDGsで利益アップ』につながります。
どうです? SDGs取り組みたくなりませんか?
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