こんにちは、志経営アドバイザーで株式会社ジリリータジャパン代表の鹿島清人です。
今週の土日(令和4年11月5・6日)に質問家の河田真誠(しんせい)氏を講師に【問活(トイカツ)】を活用した問活コンサルタント養成講座を受講しました。
8月に入門講座である問活パートナーの養成講座を受講していたので、その上級講座という位置づけになります。
問活(トイカツ)とは、質問をするという行為を通じて、相談者であるクライアントの困っていることや悩んでいることを明確にしていくコミュニケーションのやり方です。
「質問するだけでコミュニケーションがよくなるのか」と疑問を持たれたあなたは、するどい感性をお持ちです。
問活を学ぶ前は質問なんかいつでも誰でも簡単にできるので、特別な知識やノウハウなど必要ないと思い込んでいました。
ちょっと、想像してください。
もしも、あなたがテレビ局のレポーターにインタビューされるときのことを。
その時はどんな気分でしょうか?
ドキドキ? わくわく? ちょっと困ったなぁ、という感じでしょうか?
でも、本当の気持ちはうれしい、ではないでしょうか。
わたしならうれしいです。
そうなんです。
人は質問(インタビュー)されると、答えたくなるのです。
特に経営者はそうなんです。
一方で、経営者の言うことは従業員に聞き流されることがよくあります。
特に、中小零細企業においては。
なぜだと思いますか?
それは、経営者は従業員の手元作業が忙しいか暇なのかは関係なく、話をしたいタイミング話しかけてくるからなんです。
しかも、何度も同じ話を聞かされています。
だから、従業員の誰もまともに経営者の話しを聴きたがらないのです。
もしも、わたしのような第三者の専門家がいればどうでしょうか?
きっと社長の武勇伝を真剣に聞いてくれると思いませんか?
経営者にしてみれば、一生懸命に自分の話しを聞いてくれと、気持ちよく話せると思いませんか。
経営者を例にお示ししましたが、経営者に限ったことではありません。
上司と部下・同僚・パートナー・家族など人が二人以上いるところなら「いつでも・どこでも・だれにでも」当てはまるのです。
気持ちよく話しをしてもらうためには、適切に質問を挟むことが効果的なのです。
問活が目指しているものは、【質問するという行為を通じてコミュニケーションを活性化させる】ことです。
今回の講座では、日本を代表する質問家である河田真誠氏の直伝で、問活を世に広めたいという志をもった10名の仲間と一緒に学びました。
2日間みっちりと質問する役(話し手)と聞き役になるトレーニングをしました。
はじめのうちは次に何を質問しようかということに意識がいき、話の内容に集中することができませんでした。
でも、何度かやっていくうちに【話を聴くことに集中し、話が終わってから質問を考える】ほうが話し手には自分の話をより真剣に聴いてくれている、という印象を与えることがわかりました。
結局、本当の答えは顧客の中にあるという事実を再認識し、その答えに近づくために質問を活用するというのが正しい質問の活用方法だと体感することができました。
もしも、会社のなかに質問できる従業員がいたらいいなぁと思いませんか?
社長の右腕として、幹部社員として、または若手のリーダー格が質問の活用方法を習得することができれば、社内の会議や従業員間のコミュニケーションも活発化し、従業員がいきいきと働いている姿が目に浮かびませんか?
ジリリータジャパンでは、この問活を活用した社内研修や、幹部社員向けのコンサルティングをご用意しています。
ホームページ内の問活のページよりお問い合わせいただければ、体験会の開催も含めた個別のご相談を承ります。
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