こんにちは。承継対話支援士の鹿島です。
承継対話支援士とは『対話のチカラで事業承継を支援する専門家』です。
いよいよ11月1日から『承継対話支援士養成講座』の0期が始まりました。
集まってくれたメンバーは多彩で、取引先の事業承継を支援したいという熱い気持ちをもっています。
承継対話支援士養成講座では、「事業承継」に対する苦手意識の克服を目指しています。
仕事柄、事業承継の話をする機会が多いのです。
金融機関の方や商工会・商工会議所の職員の方とお話していると、多くの方が事業承継は大切だとおっしゃいます。
一方で、『事業承継は難しい』ともおっしゃいます。
その理由をよく伺っていくと、「事業承継は特別な経営課題だから、安易に触れてはいけないもの」とか、「事業承継は時間がかかる割に儲からない」というどちらかの理由に分かれるようです。
僕は、15年以上事業承継というものに関わっています。
経営者と経営について話をしていると、事業承継だけを切り出して話をすると経営者は構えてしまいます。
でも、多くの経営者は本音では自分の会社(事業)を長く続けたいと考えています。
自分の会社の商品やサービスがお客様や世の中に必要とされていると思っているから、頑張れるのだと思います。
「事業承継」に焦点を当てて経営者と話をすると、社長は「いつ辞めるのですか?」と尋ねられているように感じます。
だれでも、「あんた、いつ辞めるんですか?」と言われたら、いい気持はしませんよね。
事業承継に苦手意識を持っている人は、「経営者に質問しても、何も話をしてくれない」と感じています。
でも、あなたが意識したかどうかは別として、経営者はあなたの発言に「あんた、いつ辞めるんですか?」と言われたと感じたのかもしれません。
経営者と事業承継の話をする際の一つのコツは、「事業承継」という言葉を極力使わないということです。
事業承継=経営者が辞めるという「イベントに焦点を当てるのではなく」、事業承継は「事業をバトンタッチしていくという未来に経営者の目を向かせる」ことが大切です。
そのために重要なことは、『経営者と後継者の対話を促す』ことです。
なぜって、経営者にはこれまで築いてきた知恵と経験があります。
また、経営をしていくうえで判断の軸としている考え方や思いがあるはずです。
企業が事業を続けていくためには、後継者は経営者から経営をしていくうえで守るべきもの(変えてはいけないものと言い換えてもいいと思います)と、経営環境の変化によって変えていくべきものを見極めることが重要です。
そのために大切になるのが、経営者と後継者の対話ということになります。
そして、この経営者と後継者の対話が当事者同士だけでやるとうまくいかないことが多いんです。
どうしても、親子とか、身内だけの話し合いは感情が前に出やすいのです。
そこで、経営者と後継者の対話を促す役割を果たすのが『承継対話支援士®️』なのです。
承継対話支援士養成講座を通じて、事業承継を支援できる仲間を増やしていきたいと考えています。
承継対話支援士養成講座に興味を持っていただいた方は是非、定期的に開催しているオンラインセミナーにご参加ください。
無料でご招待します。
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