対話のチカラで事業承継を支援する『承継対話支援士®』の鹿島です。
10月ですが大阪はまだ日中は暑いです。でも、朝夕は秋っぽくなってきましたね。
東京では例年よりも早くインフルエンザが流行しているそうですね。
党員ではないので選挙権はありませんが、自由民主党の総裁に高市早苗議員が選ばれましたね。
このニュースを観て、思ったことをブログにしてみました。
ガラスの天井を破ったリーダーから学ぶ、 “世代の壁”を超える事業承継
自民党総裁選で、高市早苗議員が初の女性総裁に選ばれました。
いよいよ日本で初の女性総理大臣が誕生するかもしれません。
このニュースを見て、「時代が変わったな」と感じた方も多いのではないでしょうか。
政治の世界だけでなく、私たち中小企業の経営の現場でも、
“ガラスの天井”のような見えない壁がまだ残っています。
それは、「経営を継ぐのは息子」という固定観念です。
しかし、今の時代、後継者は“血のつながり”だけで選ぶものではありません。
大切なのは、 “想いがつながるかどうか”。
経営者の価値観を理解し、社員や地域のために動ける人なら、
娘さんでも、女性社員でも、あるいは取引先の人であっても立派な後継者になり得ます。
私がこれまで関わってきた企業の中にも、
「女性が後を継ぐなんて無理だと思っていた」と言っていた社長が、
実際に娘さんにバトンを渡し、会社が見事に再成長した例があります。
女性ならではの視点で職場の雰囲気を変え、
新しいお客様層を開拓しているのです。
高市新総裁の姿勢から学べるのは、
「固定観念を壊す勇気」こそが、次の時代を切り開く力になるということ。
それは経営者にも、後継者にも必要な資質です。
では、どうすれば世代や性別の壁を越えられるのでしょうか?
私は、次の3つのステップが大切だと考えています。
① 小さな成功体験を積ませる
最初から会社を任せるのではなく、
小さなプロジェクトや部署運営など、成功体験を積ませることが信頼を育てます。
② 社内で応援する風土をつくる
上司やベテラン社員が「見守る文化」を持つと、
若いリーダーが安心して挑戦できます。失敗を責めるのではなく、対話を重ねることがカギです。
③ 外部ネットワークを活用する
商工会議所や専門家、異業種交流会など、
外の視点に触れることで新しい経営感覚が育ちます。孤立しないことが大事です。
“ガラスの天井”を破るのは、特別な才能ではありません。
信頼し、任せ、支える。
この3つの積み重ねが、次の時代の経営を生み出します。
高市総裁の挑戦に勇気をもらいながら、
あなたの会社でも“世代の壁”を越える一歩を踏み出してみませんか?
🌸 まとめ:
政治の変化は、社会の鏡です。
今、企業も「想いの承継」という新しい時代を迎えています。
血縁よりも信頼、経験よりも情熱。
誰が継ぐかではなく、どんな想いで未来を創るかが大切ですね。
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