【「引き継ぐ」より「咲かせる」春にしよう!(No183)】

対話のチカラで事業承継を支援する専門家『承継対話支援士®』の鹿島です。

大阪城公演の周辺でも造幣局の通り抜けも始まり、週末は花見客でかなり賑わってましたよ。

日本人にとって春は新しいことを始めるよい機会ですね。事業承継も同じです。

そこで、今回は事業承継は単に事業を引き継ぐのではなく、事業を更に発展させるという意味で「咲かせる」イメージであることをお伝えする内容です。それでは、お楽しみください。


春になると、花が咲きます。
でも、花はただ咲くわけじゃありません。
冬のあいだに土の中でしっかりと準備して、少しずつ芽を出し、やがてきれいに花を咲かせるんです。

実は、会社を「次の世代にバトンを渡すこと」も同じようなもの。
これを「事業承継(じぎょうしょうけい)」と言います。
でも今日は、その難しい言葉は使わずに、「会社をもっとよくするために、次の世代が何をできるか」を考えてみたいと思います。

特に今回は、会社の「後継者(こうけいしゃ)」、つまり将来のリーダーになる人に向けたお話です。
今すぐ全部を引き継がなくても大丈夫。
まずは「自分らしい花を一つ、咲かせてみる」ことから始めてみませんか?


■チャレンジ①:「春のミニ企画」を自分で考えてみる

たとえば、春限定の商品を考えてみる。
「桜の香りの石けん」「母の日のギフトセット」「地元の春野菜を使った新メニュー」など、小さくてOK。
ネットで調べたり、社員さんに意見を聞いたりして、試しにやってみる
小さくても、自分でやってみた企画が売れたら嬉しいし、自信になります。


■チャレンジ②:「会社のいいところ」をSNSで発信してみる

後継者のあなたは、今の社長よりもSNSをうまく活用できます。
「うちの会社の職人さん、実はこんなすごい技を持ってる」
「この製品、こんなにこだわって作ってます」
そんな“中の人しか知らない”魅力を、写真や動画で発信してみましょう。
見る人が増えれば、会社のファンも増えますよ。


■チャレンジ③:「社員さんと話す時間」をつくってみる

お花見やランチ会など、ちょっとした集まりで、社員さんと話す時間をとってみましょう。
「最近どうですか?」と聞くだけでもOK。
若い後継者が話しかけるだけで、空気がやわらかくなり、「この人と一緒にやっていけそう」と思ってもらえることもあります。


おわりに:「継ぐ」は重たいけれど、「咲かせる」は楽しい

「会社を継ぐ」って聞くと、責任が重くて、ちょっとしんどそうですよね。
でも、「小さな花を咲かせてみる」と思えば、ワクワクします。

今すぐ全部を任されるわけじゃない。
ちょっとずつ、できることから始めていいんです。
春は、スタートにぴったりの季節。
あなたの小さなチャレンジが、やがて会社全体を明るく、元気にしていきます。

会社を引き継ぐのではなく、
あなたらしい花を、一つ咲かせてみませんか?

さて、僕も新しいことを始めます。

対話のチカラで事業承継を支援する『承継対話支援士®養成講座』第2期の募集を始めました。

無料のオンラインセミナーを4月から始めています。

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承継対話支援士 鹿島清人

承継対話支援士 鹿島清人

ジリリータジャパン代表の鹿島清人です。
後継ぎがイキイキと活躍している会社を増やしたいと思い、創業しました。
後継ぎが経営者になるための支援を通じて、「任せられる後継ぎ」を育て、20年続く、次の代まで続く事業と組織を創る支援を得意としています。

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