SDGsやCSV経営に関心がある関西の経営者に向けたブログです。
こんにちは、志経営アドバイザーで、ジリリータジャパン代表の鹿島清人です。
SDGsシリーズのブログもいよいよ佳境です。ゴール13は、気候変動に具体的な対策をです。
気候変動とその影響に立ち向かうやめ、緊急対策を実施することが求められます。
また、このゴール13には5つのターゲットがあります。
13.01 | 自然災害に対する対応力と回復力を高めよう |
13.02 | 気候変動対策を、国の政策や計画に落とし込もう |
13.03 | 気候変動に対する、正しい知識と対応能力をみんなに |
13.a | できるだけ早く「緑の気候基金」の本格的な運用を |
13.b | 気候変動対策で、誰も置き去りにしない仕組みを |
(出典:朝日新聞DIGITAL SDGs 169ターゲットアイコン日本版 )
気候変動は開発にとって最大の脅威であり、その広範な未曽有の影響は、最貧層と最も脆弱な立場にある人々に不当に重くのしかかっています。
気候変動とその影響に対処するだけでなく、気候関連の危険や自然災害に対応できる強靭さ(レジリエンス)を構築するためにも、緊急の対策が必要です。
(出典:農林水産省 SDGsの目標とターゲット )
気象庁によると、全国の1時間降水量50mm以上の年間発生回数は1976年~2021年で10年あたり27.5回増加しているそうです。
最近10年間(2012~2021年)の平均年間発生回数(約327回)は、統計期間の最初の10年間(1976~1985 年)の平均年間発生回数(約226回)と比べて約1.4倍に増加しています。
2022年1月から8月までの1,300地点あたりの発生回数は280回です。
(出典:気象庁 大雨や猛暑日などのこれまでの変化 )
今年はヨーロッパや中国で数百年に一度の干ばつが発生し、昔の船や仏像が発見されるといった報道がありました。
一方で、パキスタンでは国土の3分の1が洪水の被害に遭っています。
自然災害と一言で片付けられない大きな被害が発生していますよね。
昔ならここまで対策をしなくてもよいと考えられる水準の防災対策をする必要に迫られています。
海面の上昇により砂浜などが侵食されている国は世界にたくさんあります。
日本人よりも海外の人々がSDGsに真剣に取り組んでいる理由は、彼らの方が地球環境の変化による悪影響を目の当たりにしているからなのです。
SDGsもCSV経営も社会課題を自社のビジネスで解決しようとすることは変わりません。
ジリリータジャパンのSDGsやCSV経営の研修では、どのような社会課題を解決したいのか、自社のビジネスをどのように進化させることでその社会課題が解決できるのかをじっくりと社内で考えます。
詳しくは無料のオンラインセミナーまたは、個別相談にお申し込み頂いた際にお話します。
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