対話のチカラで事業承継を支援する『承継対話支援士』の鹿島清人です。
今日は、12月30日です。
事業承継って面倒なことなので、ついつい先延ばししたくなります。
年末年始は普段忙しくて考えたくないことを落ち着いて考えるにはいいタイミングなんです。
僕は、普段から年末年始に家族会議を開きましょうとアドバイスしています。
年末年始は、家族が一堂に会する特別な時間です。
この貴重な機会を、単なる団欒(だんらん)にとどめず、未来への大きな一歩として活用してみませんか?
その一歩とは、家族会議を通じて「事業承継」について話し合うことです。
中小企業では、事業承継が円滑に進まないケースが少なくありません。
その理由の一つが、経営者と後継者が真剣に話し合う機会を持てていないこと。
特に、日々忙しい中では、そういった話題を切り出すのは難しいものです。
しかし、年末年始のような少し時間が取れる時期なら、家族がリラックスして話し合える絶好のタイミングです。
今回は、この年末年始に家族会議を開き、事業承継について話し合うための具体的な方法や、成功させるコツをご紹介します。
なぜ年末年始が最適なのか?
年末年始は、日常の忙しさから解放され、家族が一緒に過ごす時間が増える時期です。
このリラックスした雰囲気こそ、センシティブな話題を切り出す好機です。
事業承継について話し合う際には、家族全員が同じ場所に集まり、集中できる環境が必要です。年末年始なら、その条件が自然と整います。
また、この時期に話し合いを始めることで、新しい年を前向きにスタートする動機付けにもなります。
将来の方向性について家族全員が共有することで、次のステップが明確になり、計画的な準備が進められます。
家族会議の進め方
事業承継に関する家族会議を成功させるには、いくつかのポイントがあります。
1. 事前準備を徹底する
家族会議のテーマや目的を事前に明確にしておきましょう。「事業承継をどう進めるか」「後継者の役割」「現状の課題」など、具体的なトピックを設定することで、話し合いがスムーズに進みます。
2. 話し合いの場をリラックスした雰囲気にする
事業承継の話題は、時に緊張感を伴います。堅苦しい雰囲気を避け、温かい食事や飲み物を用意して、リラックスした環境を整えましょう。
3. 対話を重視する
家族会議では、一方的に話すのではなく、全員の意見を引き出すことが重要です。
経営者(親)から後継者だけでなく、会社を継がない子どもに対して平等な相続はできないことを説明する機会になります。
4. 専門家の助言を取り入れる
もし議論が進まない場合や具体的な進め方に迷う場合は、事業承継の専門家を招くことを検討しましょう。
「承継対話支援士」のような専門家は、中立的な立場でサポートしてくれる心強い存在です。
「承継対話支援士」ならではのスキルとは?
事業承継において重要なのは、単なる情報提供ではなく、対話を通じて信頼関係を築くことです。
例えば、経営者が抱える「このまま会社を渡して本当に大丈夫だろうか」という不安や、後継者の「自分に引き継ぐ覚悟が足りないのでは」という悩みに寄り添い、解決の糸口を見つける力が求められます。
「承継対話支援士養成講座」では、このような繊細な対話をリードするスキルを身につけることができます。
3日間の集中講座で学ぶことで、家族間の意見の違いや緊張感を和らげる方法を習得できるのです。
家族会議から始まる未来
家族会議を開き、事業承継について話し合うことは、企業の未来を切り開く第一歩です。最初は小さな一歩かもしれませんが、その一歩がやがて大きな成果につながります。
年末年始のこの時期を活用し、家族の絆を深めながら、会社の未来を考える時間を作ってみてください。
そして、そのサポート役として「承継対話支援士」を活用することで、家族全員が納得できる形で次のステージへ進むことが可能になります。
専門知識でなく、対話のチカラで事業承継を支援できるようになりたいと思う士業・コンサルタント等の方はぜひ、承継対話支援士養成講座に関するセミナーにお越しください。
無料でご招待します。
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