このブログは、部下や上司とのコミュニケーションに悩みをお持ちの関西の経営者に読んでいただきたいブログです。
新年あけましておめでとうございます。志経営アドバイザーで、ジリリータジャパン代表の鹿島清人です。
年末年始はいかがお過ごしでしたか。
前職の銀行員時代の年末年始の休みといえば、12月31日と正月三ヶ日の4日間でした。
そのためか、慌ただしく過ごしていました。
今は多少休みが増えたこともあり、新年の抱負を考えてみました。
その中で取り組んでみたいと思ったことは、「人的資本経営」と「心理的安全性」というキーワードが浮かんできました。
「人的資本経営」については、ISO30414について1月からHCProさんが主催されるISO30414プロフェッショナル認定講座を受講します。
わたしが人的資本経営に興味を持った理由は、昨年から学び始めたCSV経営(Creating Shared Value)を実践するためでした。
CSV経営は、社会に残されている様々な課題、例えば、収入格差・食品ロス問題・少子高齢化を自社のビジネスで解決するものです。
一般的に企業の経済活動と、環境保全はトレードオフの関係にあると言われています。
このトレードオフの関係を、イノベーションの力で「トレードオン」の関係に変えていくのがCSV経営が目指している姿です。
このイノベーションを生み出すのはヒトですよね。
加えて、半年先も見通せないと言われているVUCA(ブーカ)の時代です。
昭和や平成の半ばの頃とは違い、過去の経験だけで経営の課題に対処することは難しいといえます。
上司は部下よりも経験が豊富だから優秀であり、部下は上司の指示通りに動いていればよかった時代は過ぎ去りました。
だからこそ、上司は入社間もない従業員など若手の声や、パートやアルバイトで働く従業員の声に耳を傾けることが求められるのです。
従業員が思いや、考えを自由に言えるようにするには、「心理的安全性」を確保することが不可欠になります。
心理的安全性という言葉は数年前から徐々に広まってきていますので、ご存じの方も多いかと思います。
本を読んで知っているとおっしゃる方も多いと思います。
既に実践しているとおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんね。
実際に試してみていかがでしたか?
「心理的安全性」を確保したことで職場の雰囲気がよくなったり、業績がよくなったりしていますか?
わたしの周りの多くの経営者は、職場に「心理的安全性」を確保したつもりだったが効果がでない、とおっしゃっています。
なぜ期待していた効果がでないのでしょうか?
その理由は「3つのない」にあると言われています。
①部下の話しを聴いていない
②上司が自分と違う意見を受け入れない
③部下は自分より能力がないと思っている
3つのないを解消し、心理的安全性が担保され、従業員同士がそれぞれ自由に意見が出せる自由闊達な職場を増やしせんか。
老若男女が一つの目標に向かって多様な意見を交わすことで、ダイバーシティを実現したいと本気で思っています。
その心理的安全性を確保するために効果が高いのが【質問をする】ということなのです。
詳しいことは、Zoomによるオンライン面談でお伝えします。
ジリリータジャパンのホームページの「問活は魔法の杖です」から簡単にお申し込みいただけます。
この質問をすることで心理的安全性を確保することは、日本で質問を使ったセミナーや研修を多数手掛けた質問家の河田真誠さんと一緒に普及しています。
ジリリータジャパンは、働きたくなる職場づくりをお手伝いすることを2023年はさらに加速したいと思っています。
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