みなさん、こんにちは。問活コンサルタントで、志経営アドバイザーの鹿島清人です。
質問会議改め、問活(トイカツ)を始めたことは以前のブログでお知らせしましたよね。
問活の最終目的は、傾聴(話し手の話の内容をしっかり聴き、共感すること)することで話し手への理解を深めることです。
では、なぜ質問すると傾聴できるのでしょうか?
それは、人は質問されると本能的に答えたくなるからなんです。人は誰しも自分の話しを聞いてほしいのです。
逆にいうと、聞き手は質問することで、話し手からより多くの情報を得ることができたり、深く考えてもらったりすることができるのです。
ちょっと想像してみてください。テレビ局があなたに独占インタビューを申し込んできた場面を(スポーツのヒーローインタビューの場面でもいいですよ)。
緊張する一方で、ワクワクしませんか?
わたしならとても嬉しいです。
プロの聞き手が自分の話しを一生懸命に聴いてくれている。
そして、わたしの話に興味を持ってくれたので、いろいろと質問もしてくれている。
その時のわたしは、気持ちよく話しをしていると思います。
会社の研修や会議はテレビのインタビューほどワクワクしないかもしれませんが、自分の話を聴いてくれるというという点では嬉しいものですよね。
さて、問活を始めるにあたって参加者に守ってもらうルールを説明します。
そのルールは3つだけです。
①どんな答えでもいい
②答えがでなくてもいい
③いいね!と言う
3~4人一組になって聞き手(質問する役)と話し手(答える役)を決めます。
話し手と聞き手は毎回、交替します。
聞き手は、話し手の答えの内容に関わらず、「いいね!」と言ってからコメントするようにしてください。
「いいね!」ということを繰り返し言っていると、気持ちが前向きになります。
また、話しても「いいね!」と言ってもらえることで、何を答えても大丈夫だという安心感を感じるようになります。
質問する→答える→質問する→答える、このサイクルを繰り返すだけでいつの間にかお互いのことがよく理解できるようになります。
問活は、会社でも、家庭でも、複数の人が集まる場所なら、いつでも、どこでも、誰とでも始めることができます。
質問する内容や順番は、問活コンサルタントが過去の多くの事例を基に作成しています。
だから、独学で質問を使った研修やワークショップを開催するよりも効果が高いのです。
また、この問活は、経営層へのコンサルティングにも有効です。
上場企業の経営者の中には、プロのコーチによる高額のエグゼクティブコーチングを継続的に受けている方が少なくありません。
コーチングと問活の共通点は、コーチなり問活コンサルタントと質問を通じて傾聴することで話しての頭の中を整理することができることです。
一方、両者の違いは、コーチングは次にいつまでに何をするかを宣言することを求めますが、問活は行動までは求めません。
問活は行動するかどうかも話し手の意思で決めることだと考えています。
わたしはプロフェッショナル・コーチの資格ももってますので、話し手がなかなか次の行動に動けない、背中を押してほしいと望まれるならコーチングも可能です。
中小企業の経営者の場合、ご自分で決めるタイプの方が多いと思いますので、問活の方が向いているように思います。
問活コンサルタントになった記念で、3社限定で無料で問活の体験講座を開催します。
詳しくは、ジリリータジャパンのホームページのNEWS 11/9付「問活の無料トライアルをはじめます」をご覧いただき、問活へのお問い合わせのフォームからお申し込みください。
応募者多数の場合、抽選とさせていただきます。
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