対話のチカラで事業承継を支援している鹿島です。
事業承継を支援しているとSDGsや脱炭素経営の支援と相性がいいと感じます。
そんなこともあり、脱炭素の勉強をしようと思い、脱炭素アドバイザーの試験を受けました。
合格ラインギリギリでしたが、何とか合格できました。
そこで、今回はこんなブログを書いてみました。
脱炭素って、実は“利益を生む経営戦略”だった!
~地球にやさしく、会社の未来も強くなる事業承継~
「脱炭素経営」って聞くと、「環境にはいいけど、会社の儲けには関係ないでしょ?」と感じていませんか?
でも実は、脱炭素経営はこれからの時代に“利益を生む経営戦略”なのです。
なぜ、利益が増えるのか?
たとえば、こんな取り組みがあります。
工場やオフィスの照明をLEDに変える
古い機械を、省エネ性能の高いものに入れ替える
物流や移動の効率を見直して、ガソリンの使用量を減らす
エアコンの温度管理や、断熱材の工夫で冷暖房の効率をアップさせる
これらの対策によって、毎月の“経費”が下がるのはもちろん、その分、利益が増えるということです。
言い換えれば、「脱炭素に取り組む=利益体質の会社になる」ということなんです。
後継者に取り組ませる意味は?
この“脱炭素による利益戦略”を、若い後継者に任せてみてください。
今の若い世代は、環境問題への意識が高く、デジタルツールも使いこなせます。
そして、社長に代わってこう言えます。
「これからは、利益を出すにも環境への対応が必須です。だから自分にやらせてください!」
後継者が自ら「新しい経営モデル」に取り組むことで、経営の本質を体で学ぶチャンスになります。
数字を分析し、社員を巻き込み、成果を出す――。この経験は、「社長としての自覚」を自然に育ててくれます。
なぜ、脱炭素経営が事業承継につながるのか?
事業承継とは、単に「社長を交代すること」ではありません。
会社を持続可能にする知恵と仕組みを、次世代に引き継ぐことです。
脱炭素経営は、「時代に合った稼ぎ方」を学ぶ場として最適です。
さらに、環境に配慮する企業は、次のような面でも将来性が評価されやすくなります。
取引先や金融機関からの信頼が高まる
採用活動で若者に選ばれやすくなる
公的な補助金や支援制度の対象になりやすい
つまり、会社の“稼ぐ力”と“生き残る力”を同時に高めることができるのです。
社長は「後ろから支える」ポジションに
ベテランの社長がすべきなのは、細かい口出しではありません。
「うまくやってみろ」と任せ、「成果が出たな」と喜んであげること。
それが何よりの「承継」であり、信頼のバトンパスになります。
まとめ:
脱炭素経営は、コスト削減ではなく「利益を増やす経営戦略」
後継者に任せることで、実践的な経営感覚が身につく
脱炭素に取り組むことで、企業価値も高まる
社長は、若手に任せる姿勢を見せることで“承継”が進む
未来の会社に必要なのは、「地球にも、利益にも強い会社」。
その第一歩は、小さな取り組みから始められます。
次の時代を生き抜くための“利益のつくり方”、あなたの会社でも始めませんか?
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