5年後に売上を倍増させるには、SDGs導入がポイントです

先行きの見えない時代に5年で売上を倍増させるなんて無理って思ってませんか?
現在の延長線で考えると無理というのが正解かもしれません。
でも、ライバル会社が次々と脱落し、あなたの会社に取引をシフトするようになれば、
あながち夢物語ともいえないと思いませんか?
この難題をクリアする手段の一つがSDGsか、CSV経営の導入です。
CSVは、Creating Shared Valueの頭文字を取ったもので日本語では
【共通価値】の戦略とも呼ばれています。
CSVという概念は、ハーバード大学のマイケル・E・ポーター教授と
マーク・R・クラマー氏が2011年6月にHarvardBusiness Reviewに
発表した論文「Creating Shared Value(共通価値の戦略)」で
広く知られるようになりました。
この中でポーター教授らは、CSVを「社会のニーズや問題に
取り組むことで社会的価値を創造し、同時に、経済的価値が
創造されるというアプローチである」と定義しています。
また、それはCSRでもなければ、フィランソロピー
(社会貢献活動)でもなく、企業が経済的に成功するための
新しい手法であり、資本主義と社会の関係の再構築を促す
概念であると主張しました。
別の言い方をすると、CSVとは企業がその本業のビジネスを
通じて社会的問題解決経済的利益の両立を追求し、
かつ両者の間に相乗効果を生み出す、ということなのです。
一般的には、企業のビジネスが拡大すると環境や社会に悪影響が
生じるというトレード・オフが存在する考えられてきました。
しかし、CSVでは両者の両立、更には相互に高め合う
トレード・オンの関係にすることを目指します。
SDGs (Sustainable Development Goalsとは,2001年に
策定されたミレニアム開発目標(MDGs)後継として,
2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で
採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に
記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す
国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の
誰一人取り残さないleave noone behind」ことを
誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が
取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,
日本としても積極的に取り組んでいます。
SDGsへの取組については、大企業や一部の中小企業は
熱心に取り組んでいますが、多くの中小企業は
様子見をしています。
2030年まで時間が残っているから取引先がなにか
言ってきてから対応を考えよう、と思っていませんか?
SDGsの取り組み姿勢について、単に17のゴールを
宣言した「なんちゃってSDGs」では取引先から
認められない可能性が高くなっています。
SDGsを達成するためには、どのような社会課題を
ビジネスを通じて解決するのか、しかも、持続的な
取り組みとるためには【利益を増やす】必要もある
のです。
SDGsやCSV経営を導入し、定着させるには
数年かかります
逆に言うと、ライバル企業よりも早くCSV経営に
取組むことで差別化できれば、あなたの会社の
売上は倍増することも可能です。

SDGsとCSVの違い

わたしの周囲の経営者はよ「SDGsとCSV経営って違いがよくわからない」とおっしゃいます。

CSV経営とは

本業で社会課題を解決しようという考え方が先に提唱されました。これがCSV経営です。

スケートに例えると自由演技(フリー)、つまり、自社が解決したい社会課題をビジネスで解決することを目指します。

SDGsとは

ただ、社会課題といわれても何から手を付けてよいか分かりません。

そこで、社会課題を17のゴールと169のターゲットという形で

示したものがSDGsです。

スケートで例えると、規定演技(ショート)です。

SDGsが定めた社会課題を解決することを目指します。

3つのCSVをご存知ですか

CSVと一言でいっても、3種類のCSVがあります。

製品と市場のCSV

社会課題解決する商品/サービスの展開や貧困層・開発途上国に貢献するビジネスなどを提供すること、また企業の社会価値を定義し直すことです。

一般的に開発途上国は社会課題と顧客課題が一致することが多いと言われています。

先進国の場合、社会価値をどのように定義するかを考慮する必要があります。

バリューチェーンのCSV

社会に負荷をかけているコストと自社にとっても高くついている共通コストを下げることで、自社の利益を向上させることです。

バリューチェーンの各段階でエネルギーや資源の無駄遣いを減らすことでCO2の排出量を減らしたり、生産性向上、従業員の健康を実現します。コストが減ることで利益が増えます。この取り組みは各部署ごとにできるので、最も取り組みやすいCSVと言えます。

ビジネス環境のCSV

自社に関連するビジネスの環境を整えたり、課題を解決することで生産性を上げたり、自社の利益を向上させることです。自社だけでなく、関係する企業や組織も含めたネットワーク全体を視野に入れた取り組みです。

仕入先の抱える社会課題を解決することで、結果的に自社の生産性や収益性を向上させる、といった活動が挙げられます。最も難しいですが、成功すれば、社会に大きなインパクトを与えます。

CSVに関する3つの違いとは

当社のご提供する研修は、CSVに取組む前に3つの違いを正しく理解することから始めます

CSVとCSRの違い

社会課題と顧客課題の違い

パーパスとミッションの違い

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