兵庫県で起業したい方に耳寄りの情報です。
こんにちは、志経営アドバイザーで、株式会社ジリリータジャパン代表の鹿島清人です。
わたしは、兵庫県よろず支援拠点という中小企業庁が全国47都道府県に1箇所ずつ設けている無料の経営相談所でコーディネーターを務めています。
兵庫県では長年この時期に『起業家支援事業助成金』の募集を行っています。
今年も4月20日から受付が始まりました。
1.応募資格
区 分 | 要 件 |
一般事業枠 | ➀県内に居住、または令和6年 1 月末日までに居住を予定している方 ②令和4年 4 月 1 日から令和 6 年 1 月末日までに県内に活動拠点を置いて起業・ 第二創業※をした方、または予定している方 |
物価高克服・ポストコロナ枠 | 上記①、②いずれにも該当する方 ③ポストコロナ社会の地域経済再生・活性化や物価高騰の克服を目指す事業であること。 また、下記に該当する場合は、優先的に採択します。 令和5年4月1日時点で30歳以下で下記の要件に該当する方 (県内学生枠)兵庫県内の高校・専門学校・大学等に在学中の方(日本人の場合) (留学生枠)国内の大学等を卒業後5年以内で就業ビザあるいは兵庫県のスタート アップビザを取得している方、または在学中(留学ビザ)で、起業家支援事業申請時に兵庫県スタートアップビザを取得している方(外国人の場合) |
ふるさと枠 | ◇令和4年 4 月 1 日から令和6年 1 月末日までに県外から兵庫県内へ住民票を移し、 ◇3年以上(令和 9 年 1 月末日まで)県内に居住し続ける意思を有する者で 次のいずれかに該当する場合 ➀県内に活動拠点を置いて、令和4年 4 月 1 日から令和6年 1 月末日までに起業・第二創業※をした方、または予定している方(事業者の代表者) ②令和5年4月1日から令和6年 1 月末日までに、県外の事業所(本店)を県内に移転する方(本店の移転登記) |
2.助成対象経費
助成対象経費は、事務所開設費、初期備品費、専門家経費、広告宣伝費等です。
空き家を活用する方は別途、改修費等が補助されます。
兵庫県内に移住される方は更に引越代、移住後の住居家賃等も補助対象になります。
3.助成率
助成対象経費の2分の1以内
4.助成限度額
一般事業枠の助成限度額は、100万円以内です。
空き家を活用する方や、兵庫県に移住して起業する方は、別途、100万円以内の空き家の改修費もしくは、引越代、移住後の住居家賃等が助成されますので、200万円以内の助成となります。
兵庫県に移住して空き家を活用して起業される方は、最大300万円以内の助成金を受けることが可能となります。
ただし、助成率(経費の2分の1以内)か、補助限度額のいずれか少ない額が上限となります。
起業に伴い100万円かかった場合、助成される金額は、100万円ではなく、助成率の2分の1である50万円となります。
5.助成対象期間
令和5年4月1日~令和6年1月末日
6.その他注意事項
(1) 事務所所在地を所管する商工会・商工会議所またはひょうご産業活性化センター内のよろず支援拠点で事前相談をし、アドバイスを受けたうえ、申請書を提出する必要があります。
(2) 応募書類審査及びヒアリング審査により選考されます。
応募に関する詳細は、募集要項をご確認いただくか、公益財団法人 ひょうご産業活性化センター 創業推進部新事業課にご確認願います。
(引用先:起業家支援事業(一般事業枠)|公益財団法人ひょうご産業活性化センター (hyogo-iic.ne.jp)
この助成金は、兵庫県内では知名度が高いので、倍率は高いそうです。
受付期間が近づいてくるにつれ、事業計画のブラッシュアップを商工会議所・商工会や、よろず支援拠点に依頼しようとしても予約が取れないことが毎年多数起こっているそうです。
1回でブラッシュアップできればいいですが、何度か相談に行く必要がある方のほうが多いので、早めに相談をされることをオススメします。
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