こんにちは、ジリリータジャパン代表で、事業再構築コンサルタントの鹿島清人です。
弊社は7月決算なので、本日8月1日は2期目の初日となります。
2期目の目標は、CSV経営を支援メニューに追加できるようにすることです。
詳細が決まりましたら、別途、お知らせします。
ところで、公益財団法人大阪産業局が【インターネット《事業引継ぎ支援》プロジェクト】というものを始めていることはご存知でしょうか?
大阪産業局のホームページには以下のように事業の目的が記載されています。
事業の目的:
高齢化や、新型コロナウイルス感染症の影響によって休廃業や事業譲渡で悩んでおられる経営者の方は多いと思います。どこに相談すればよいのか、従業員の雇用を守りたい、買い手が見つかるのか、など色々不安に思われている方もおられるのではないでしょうか。
本事業は、事業譲渡を考えておられる経営者が、専門家のアドバイスを受けながら、インターネットを活用してM&Aプラットフォームへ登録し、自らが納得いくまで買い手企業を探し、交渉を進めることを支援する事業です。
※インターネットによるM&Aプラットフォームは、企業名等が掲載されない、開示範囲が限定されているなど、企業が特定されない仕組みとなっています。
また、次の2項目を満たせる事業者の皆様は、申込みができます。
①事業譲渡を検討している中小企業者又は小規模事業者
②大阪府内に本店または事業所があること
募集期間は、令和4年7月1日から支援対象事業者数に達するまで(早いもの勝ちということですね)。
7月1日から募集は始まっていますが、7月下旬に事業者の皆さまを支援する「登録専門家」が漸く決まったところなので、実質的には8月から開始される感じです。
私も登録専門家に選ばれています。
インターネットで自分の会社を売ることに抵抗をお持ちの経営者は多いと思います。
後継者が決まっていない中小企業の経営者の多くは、次の3つのことをよくおっしゃいます。
1.うちの会社なんて誰も買いたいと思わないよ
2.この会社は俺(経営者ご自身のこと)がいないと、何もできないよ
3.しんどい割に儲からないので、(次の代に)継がせたくない
言葉ではこのようにおっしゃっていても、経営者が人生のかなりの部分を捧げてきた会社が価値がないなんて本音は思っていませんよね。
あなたが心血を注いできた会社を志のある経営者が引き継いでくれるとしたらどうでしょうか?
ここで力を発揮するのが、インターネットを使って会社もしくは事業を譲りたいと考えている経営者と、事業を拡大させたいと考えている会社をマッチングすることなんです。
わたしも銀行員として中小企業から大企業までM&Aのお手伝いをしてきましたが、理想の相手を見つけるには多額の手数料を仲介者機関(銀行も含めて)に支払う必要がありました。
中小企業のM&Aだと、手数料のほうが譲渡価格よりも高くなってしまうような本末転倒のようなことがよく起こりました。
しかし、最近ではM&Aを仲介する会社が増えたことや、公的機関が中小零細企業のM&Aを格安の手数料で支援するようになってきたこともあり、急速に成約件数が増えています。
この事業にM&Aプラットフォームとして参加している3つのM&A仲介者は実績が豊富ということで選ばれていますし、大阪産業局も関与するという点では安心ですよね。
M&A仲介者の話だと、1件の譲渡(会社や事業を売るということ)案件に平均15社程度の譲受(会社や事業を買いたい)希望があるそうです。この数字は、リアルの引き合わせでは困難な水準です。
インターネットということで、譲受希望者の条件を比較して、興味があれば交渉に入り、気に入らなければ途中でもご破産にすることが簡単にできます。
詳細は、大阪産業局のホームページを御覧ください。
大阪産業局 インターネット《事業引継ぎ支援》プロジェクト
https://www.obda.or.jp/jigyo/syoukei/internet_ma.html
チラシ https://www.obda.or.jp/wp-content/uploads/2022/07/MA_Internetmatching-3.pdf
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